1991年にメジャーデビューしてから20年以上経ちますが、

数々のヒット曲を生み出し続け、今や幅広い年代から人気を集める
国民的ロックバンド、スピッツ。

スピッツの楽曲を聴いたことのある人なら誰でも一度は
その世界観に惹きつけられ、
その楽曲の虜になってしまった経験があるのではないでしょうか?

そんなスピッツについて、調べてみました。

 

国民的ロックバンド、スピッツのプロフィール

メンバーは、ギターボーカルの
草野マサムネさん(1967年12月21日生まれ)ギターコーラスの
三輪テツヤさん(1967年5月17日生まれ)リーダーで、ベースコーラスの
田村明浩さん(1967年5月21日生まれ)

ドラムとコーラスの
崎山龍男さん(1967年10月25日生まれ)

スピッツはもともと草野さんと田村さんが
東京造形大学で、学生時代に
他のメンバーと「ザ・スピッツ」
を結成していたそうです。

 

その後、そのバンドの活動休止や
草野さんの他の大学への再入学で
他のメンバーとは疎遠になりますが、

草野さんが本格的なライブハウスでの
バンド活動に田村さんを誘い、

それぞれの友人であった
三輪さんと崎山さんを誘ったことで
現在のメンバーになったようです。

 

その後、ライブハウス等での活動を続け、
日本を代表するライブハウス、
“新宿ロフト”でライブを行うようになった頃

多くのレコード会社からデビューの話を持ちかけられるようになりますが、

デビューの前に事務所に所属したいという思いから
まず”ロード&スカイ”という事務所に所属し、

その後”ポリドール”というレコード会社から
メジャーデビューを果たしたそうです。

 

その後、徐々に人気を集め、

1995年に発売した”ロビンソン”
が初のオリコンチャートトップ10入りし、

現在では老若男女幅広い人に愛されるバンドに成長しました。

 

スピッツのヒット曲は?

1.君が思い出になる前に

1993年10月25日に発売されたシングルです。

幻想的なメロディーと切ない歌詞が印象的なこの曲。

「君が思い出になる前に」という曲名からも想像できる
別れの前の状況を具体的に描いた曲でもあります。

“あの日もここではみ出しそうな君の笑顔を見た
水の色も風のにおいも 変わったね
明日の朝僕は船に乗り離ればなれになる
夢に見た君との旅路は かなわない”
こんな歌い出しから始まります。
まさに明日、君と離れ離れになってしまう。
そんな状況が手に取るように伝わってきます。
25年以上前の曲ですので、
今のようにすぐに連絡の取り合える状況でもなかったことも想像され、
1度離れてしまったら簡単には会うことができない。
そしてその離れてしまうことに際して、
恐らく別れを選択したのであろう2人の辛い状況が
ひしひしと伝わってきます。

 

その後も具体的な歌詞が歌われ切ない状況が目に浮かんできます。

“忘れないで 2人重ねた日々は
この世に生きた意味を 超えていたことを”

この2人で過ごした時間が
この曲の主人公にとって
どれほど大切なものだったかが
痛いほど伝わってきます。

離れ離れになってしまうけど
2人で過ごした時間をどうか忘れないでほしい。
という切実な願いも伝わります。

聴いていると、本当に涙が出て溢れてくる。そんな1曲です。

特にこの曲が発売された90年代を生きてきた世代の方たちは
尚、この切なさが身にしみるのではないでしょうか?

 

2.空も飛べるはず

1994年4月25日に発売されたシングルで
ドラマ「白線流し」
の主題歌として起用された曲です。

発売当初はオリコン最高28位だったそうですが
ドラマに起用され

1996年1月25日に再出荷、
オリコンチャート同年2月5日付で
再登場2位、翌週1位を獲得し、

スピッツとしては初めてのシングル1位であり
スピッツと言えばこの曲!
という方も多い曲だと思います。

明るいギターのイントロで
穏やかな気持ちになりますが

歌が始まると

“幼い微熱を下げられないまま 神様の影を恐れて”

という歌い出しで
なんとなくネガティブな要素を感じます。

 

その後の歌詞も
この歌の主人公の不器用さや
紆余曲折を感じる部分が多々あります。

しかし、曲調は暗くなく、
むしろ明るくも感じられるような曲調で、

聴き終わった後には
明るい気持ちになり
希望があふれてくるだと思います。

大人になってから聴くと
不器用な青春時代を思い出して、
懐かしい気持ちもなる一曲ですね。

 

3.楓

1998年7月7日に発売された曲ですが、

いまだにカバーしている方がたくさんいるので
最近でも聴く機会の多い曲です。

楓というタイトルでありながら、

曲中に楓という言葉は出きませんが、
切なく情緒感じるメロディーから

この曲を聴くと秋の風景を眺めているような
そんな気持ちにもなるのは私だけでしょうか?

 

もちろん楓という
タイトルがあるからではありますが、

秋という言葉を使わなくても
秋を感じるこのメロディーに
私はとても惹きつけられ、スピッツの魅力を感じます。

大切な人を失ってしまったことを連想する歌詞から
“楓”は亡くなってしまった
大切な女の子の名前だと想像する方もいるそうです。

 

たしかにサビの部分の

“さよなら 君の声を 抱いて歩いていく
ああ 僕のままで どこまで届くだろう”

などからは、失った大切な人が
ただ離れてしまったのではなく
亡くなってしまったのかな
という想像もできます。

楓(もみじ)の花言葉は
「悲しい思い出」だそうです。
この曲にピッタリですよね。

 

作者である草野さんはこの曲の意味について
特に語っていないそうですので

聴く人によって
色々な解釈ができる曲だ思います。

何度聞いても涙が出てくる1曲です。

 

4.チェリー

1996年4月10日に発売されたシングルで、

ノンタイアップながら発売から4週目に1位を獲得。

ミリオンセラーを記録し、
スピッツの代表曲の一つです。

チェリーと言ったらスピッツ!
ですよね!

 

ギターとシンセサイザーの
爽やかなイントロから始まり、

このイントロがかかるとノリたくなってしまうような
心地いいサウンドです。

歌が始まった後も美しいメロディーが続き、
そのメロディーに乗って聞こえてくる
爽やかな歌声がとてもいいですね。

 

スピッツらしいわかりやすい歌詞でありながら
聴く人によっていろいろな解釈が出来る歌詞。

そんな歌詞もこの曲の大ヒットの秘密なのではないでしょうか?

どんな解釈にせよ、歌い出しの

”君を忘れない 曲がりくねった道を行く”

からは新たな道に進む姿が想像できます。

聴く人によって、いろいろなスタートが想像できると思いますが
どんなスタートも、まっすぐな道はなかなかないですよね。

 

歌い出しから新たな決意が感じられるこの曲。

最後はまた”君”と会いたいと歌うサビで終わります。

新たな決意と、新たなスタート
新しいことにはいつも別れがつきものだと思います。

その別れてしまった”君”に
一回り成長した姿を見せたい。

そんな希望を歌った曲のように感じます。

誰しも自身の色々な別れや新たなスタートを想像して共感でき、

さらに、前に進む勇気をもらえる一曲だと思います。

 

スピッツ、3年ぶりの新曲はNHKの連続テレビ小説主題歌。

記念すべき100作目の
NHKの連続テレビ小説の主題歌に
スピッツの最新曲”優しいあの子”が使われます。

記念すべき100作目であり、
主人公は今大人気の女優、
広瀬すずさんが演じますので、
まさに大ヒット間違いなしの作品です。

 

今回も作詞作曲をしている草野さんによりますと

この話を受けてから何度も十勝を訪れて曲を完成させたそうで
そこで実際に感じたことを曲にしたそうです。

確かに、長い冬を越えて待ちに待った
北海道の夏!
というのが聞いていて伝わってくる楽曲です。

 

これから毎朝、ステキな1日の始まりを
彩ってくれること間違いなし!

発売は2019年6月19日だそうで、発売と同時に大ヒットの予感です。

今回の新曲はもちろん、今後もスピッツの独特の世界観に
引き込まれてしまうこと、間違いなしですね。

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この記事を書いた人

maro

・リラクゼーションサロンの店長。

・健康とメンタルの関係性を日々、研究。

・妻と2人暮らし。

・趣味は太極拳。音楽鑑賞。